北海道の農家の日常・作業日誌

直販や6次化、有機栽培などはしてません。普通の農家です。日々の管理作業を収支入れて記録してます。

今年の結果〜白菜〜

白菜の結果です。

ウチは7月〜11月中旬までぼちぼちと作付けしています。

7月取りは僕の技術力の無さで、40aのうちの5割くらいしか収穫できず売上100万。

8月取りは干ばつ・高温くらって、例年ならアンコ症というカルシウム欠乏の症状が出るのですが、不思議なことにそれにはならず。でも虫の防除が甘かったのか、虫は大発生。更に結球も甘く、重量が足りなかったのも合わせて、1.2haのうち7割くらいの収穫でした。

この時期は単価も良かったので、それに救われて600万

9−11月は少し雨が多かったですが、気温も高く、白菜の生育は良好でした。10月中旬頃少し障害出ましたが、気にするほどでもなく最後まで安定した出荷を続けて、1.6haで700万の売上でした。

合計1400万の売上に対して、肥料・農薬・種苗で260万。ダンボールで220万。人件費46万。

あと、機械代や燃料費諸々掛かってますが、汎用性あるので、省きます。(微々たるものだし)


改めて計算してみると、麦や大豆より全然利益率は高いですね〜。作業時間とこなせる面積は違いますが、まだ増やしても良さそうな気がします。


ただ白菜は簡単に1定植分が全滅するような作物なので、安定はしていませんが、技術上げて少しでもリスクを減らせるようにしたいものです。