北海道の農家の日常・作業日誌

直販や6次化、有機栽培などはしてません。普通の農家です。日々の管理作業を収支入れて記録してます。

農家の入金時期

12/7 

北海道の水田、畑作農家の収入はほとんど年末に入ってきます。

米、麦、大豆等は、収穫→調整→販売と工程を経て、最終的な収穫量と販売額が決まります。

それからいろいろな手続きがあって、収穫してから3ヶ月程で入金されます。

大豆は入札の関係もあって、翌年の年末に前年収穫したものの品代が入ります。

野菜は組織によって違いますが、月末入金や、翌日入金等です。

そしてかかった経費も年末にどーんと引かれるものもあるので、年末年始のお金の動きは慌ただしくなります。

逆に4-9月くらいはほとんど入金はなくて、経費が引かれてく一方で、この時期の入金のない不安たるや、なかなか堪えます。まして作物が不良だったときは尚更…

年の瀬になると、年を越せるかと言われますが、北海道の農家にとっては結構切実で、、

組合員勘定(クミカン)と言われる農協の口座がありますが、これがマイナスだと、年を越せなくなります。入金が翌年の作物が多いと、これが結構現実的になります。我が家はまだそうなったことが無いので、実際マイナスになるとどうなるか分かりませんが、大変だと思います。

毎月給料が入る会社員の時を思えば、不安定だと思いますが、その分自由にやらしてもらってるので、一長一短ですね🤔